●第360回定例会も昨日で閉幕。9月の改選後、初の定例会であり、私としても議会運営委員長として初の務めでありましたので、大我なく終了できましたこと、ホッとしているところです。
更に、今回、私は、市長提出議案19件の内
『議案第84号・農業の館の指定管理者の期間の変更』と関連する
『議案第75号・一般会計補正予算』に対し修正動議を提出いたしましたので、少々慌ただしい議会でありました。。
農業の館については、平成19年度の操業以来、毎年2・5千万円程の赤字を計上しておりまして、この5年間の
累積赤字額は約1.2憶円を超えるものと試算しております。また生産される堆肥の品質も不評でありまして、経営内容、堆肥の品質等々、市民のご批判をいただいております。
今回、5年の指定管理の期間が満了となったところで、その期間を更に2年延長しようとの議案でしたが、赤字体質からの脱却、良質堆肥の生産等の経営改善計画が示されないままでは、東日本大震災の直後とはいえ2年の延長を容認することは、とうてい市民の理解を得られないものと判断し、無用の混乱を避けるため、やむなく延長期間1年として修正動議を提出したものです。修正動議には、本田敏昭氏・湯村勇氏・小島正氏・日下七郎氏・八島定雄氏・斎藤正一郎氏・小湊毅氏・玉手安博氏の8議員に賛同をいただき可決を勝ち取ることができました。
当局には、この1年の内に改善計画を示し、一日でも早く改善に着手することを求めてまいりたいと考えております。(スピード感)
他、市長提出議案17件については、原案の通り、賛成多数もしくは全会一致で可決しております。また、議会案の
『福島第一原発事故に伴う賠償範囲拡大に関する意見書の提出について』も全会一致で可決しております。
最後に、議員全員で構成する
『角田市農業の館の管理運営に関する調査特別委員会の設置(委員長・玉手安博議員)』を決議し閉会いたしました。
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